第94回たべたいしでは、秋の味覚を存分に楽しめる「さつまいもご飯」のレシピをご紹介します。
さて、先週は太子町産のオクラを使った「オクラと納豆のネバネバサラダ」でしたね。
今週は、この季節にぴったりの食材「さつまいも」で、甘みとホクホクした食感のさつまいもご飯を作っていきますよ!
レシピに使用したさつまいもは、太子町にある道の駅 近つ飛鳥の里・太子にて購入ました。
生産者は谷内啓雄さん、価格は税込み300円です。
さつまいもの豆知識
今回のさつまいもご飯に使用したさつまいもは、「かんしょ」という種類のものです。
実は、さつまいもは「かんしょ(甘薯)」とも呼ばれることがあり、この名前は、甘い味わいが特徴的なことから付けられました。
かんしょは、日本国内で栽培されているさつまいもの一種で、特に甘さが強く、ホクホクとした食感が魅力です。
加熱すると甘みが増し、焼き芋や天ぷらなどの料理にもよく使われます。
かんしょには、食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える働きが期待できます。
また、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化作用を持つ成分が多く含まれており、
免疫力の向上や美肌効果も期待できる、栄養価の高い食材です。
さらに、カリウムも多く含まれているため、体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみの改善や高血圧の予防にも役立ちます。
かんしょの優れた甘みと栄養価を、ぜひ今回のさつまいもご飯で堪能してください。
さつまいもご飯レシピ
材料(2人前)
・米:1合
・さつまいも:中サイズ半分
・水:通常の炊飯に必要な量
・醤油:大さじ半分
・塩:小さじ1/2
・酒:大さじ半分
・みりん:大さじ1
・黒ごま お好きなだけ
①まず、さつまいもは皮をむかずにきれいに洗い、1~2cm角の一口大に切ります。塩水にさらしてアクを抜いておきます。
②次に、お米を洗い通常の水加減で炊飯器にセットします。
③最後に、醤油、塩、みりん、酒をお米に加えて軽く混ぜ、その上に水切りしたさつまいもを乗せます。炊飯器で通常通り炊き上げます。
炊き上がったら、さつまいもを崩さないように全体をさっくりと混ぜ、お好みで黒ごまを振りかけて完成です。
さつまいもご飯の完成です
さて、さつまいもご飯の完成です。
さつまいもの自然な甘みが、ご飯全体に染み渡り、秋らしい豊かな味わいを楽しめます。
お弁当にもぴったりなこのさつまいもご飯、食卓の一品として取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、野菜とごまが含まれていますね!
この週末は、ほっこり甘いさつまいもご飯で、秋の訪れを感じてみてください。