ぶどう塾とは?~太子町のぶどう文化を未来につなぐ育成プログラム~
太子町は、古くからぶどう栽培が盛んな地域で、現在も約80haのぶどう園が広がっています。
しかし、農家の高齢化や後継者不足が進み、栽培面積の減少と遊休農地の増加が深刻な問題となっています。
そんな中、地域の特産品であるぶどうを守り育てるために、NPO法人「太子町ぶどう塾」が平成12年度に設立されました。
【大阪府太子町】NPO法人 太子町ぶどう塾
「ぶどう塾」では、ぶどう栽培に関する知識や技術を学び、未来のぶどう栽培を担う人材を育成しています。
ぶどう栽培の基礎知識と技術を学ぶ1年間のプログラム
「太子町ぶどう塾」は、ぶどう栽培に興味がある方を対象に、1年間にわたり計15回の講義と実習を行うプログラムです。
実際のぶどう畑で、栽培の基礎から収穫まで、各シーズンに応じた栽培方法を学べます。
プログラムを修了すると、NPO法人の会員として登録されます。
そして、ぶどう農家の支援や自主管理園での栽培活動に参加することが可能です。
これにより、ぶどう栽培の技術を実践的に習得できるとともに、地域の農業を支える一員となります。
太子町のぶどう産業を守り発展させる取り組み
「太子町ぶどう塾」は、ぶどう栽培の技術を教えるだけではありません。
町内に広がるぶどう園の廃園化を防ぐための重要な取り組みです。
これまでに多くの修了生がぶどう栽培に関わり、技術の伝承と遊休農地の再活用に貢献してきました。
塾生たちは、研修を通じて太子町のぶどう産業を支える技術を身につけ、地域の未来に向けて活躍しています。
ぶどう塾募集詳細
ぶどう塾募集詳細は以下の通りです。
講習日時
10月5日(土)~令和7年8月16日(土)のうち15日間
参加条件
「太子町ぶどう塾」の対象は、ぶどう栽培の基礎知識を学び、太子町内のぶどう農家への作業支援が可能な方。
参加費用
・受講料5,000円(税込)
・保険料500円
※交通費は参加者負担
応募方法
応募は、往復はがきとホームページの二択から可能です。
・往復はがきにて
「太子町ぶどう塾」への応募は、9月30日(月)(必着)までです。
応募には、往復はがきに必要な情報を記入し、郵送する必要があります。
応募内容には、住所、氏名、年齢、電話番号、職業、農業経験、そしてぶどう栽培に関して思うことを記載してください。
・ぶどう塾ホームページから
また、ぶどう塾のホームページからも簡単に応募が可能です。
そして、応募結果は後日通知されます。
問い合わせ先
この「太子町ぶどう塾」は、太子町や大阪府南河内農と緑の総合事務所、JA大阪南の協力で運営されています。
お問い合わせは、NPO法人太子町ぶどう塾の佐藤正滿さん(090-8378-2072)までご連絡ください。
おわりに
「太子町ぶどう塾」は、ぶどう栽培に興味がある方や地域貢献をしたい方にとっても良い機会になります。
太子町の美しい自然とともに、農業の技術を学びながら地域を支える一員になりませんか?
この絶好の機会をぜひお見逃しなく、今すぐご応募ください。