町内の自然をご紹介する太子ネイチャー 、第54回は「オオキバナカタバミ」という草花です。
さて、先週の太子ネイチャーでは太子町でもよく見かける「ハクセキレイ」という白黒の可愛い鳥についてご紹介しています。
まだご覧になっていない方はこちらから見てみてくださいね。
それでは、本日は、オオキバナカタバミという美しい花についてみて見ましょう!
写真は太子町の春日にて撮影したものです。
オオキバナカタバミとは
「オオキバナカタバミ」は、クローバーのような葉っぱと可愛らしい小さなな花が特徴です。
春から夏にかけて開花することが多く、特に温暖な気候を好むため、世界中の暖かい地域で見られます。
以下に花の特徴や花言葉なども見ていきましょう。
特徴
この花は鮮やかな黄色の花が特徴的で、葉は三つ葉であり、クローバーに似ていますが、クローバーよりもやや大きめです。
花は、直径約2cm程度で、黄色や白、ピンクや紫色をしたものも存在します。
期間中は豊富に花を咲かせ、庭園や公園、道端などでその美しさを楽しむことができます。
オオキバナカタバミの花言葉
オオキバナカタバミの花言葉は、「幸せな愛」「感謝」「優しい心」などがあります。
可憐で繊細が特徴の花は、その見た目から連想されるように、純粋で温かい感情を象徴しています。
オオキバナカタバミは生薬だった?
オオキバナカタバミは、その見た目の美しさだけでなく、食用や薬用としての利用されていた歴史もあります。
この植物に含まれる酸味の主成分は酸化カリウムは、摂取することで軽い利尿作用や消炎作用がありました。
特に、民間療法では、オオキバナカタバミを使ったお茶が発熱や腫れ物、さらには喉の痛みを和らげるために用いられてきた記録があります。
しかしながら、前述した通り、オオキバナカタバミの根には「シュウ酸」が含まれており食用には適していません。
むやみに食べたりしないよう気をつけましょうね!
おわりに
本日は、オオキバナカタバミについてご紹介しました。
皆さんの周りには何色のオオキバナカタバミが咲いていますか?
ぜひ道端や歩道、庭先にて見つけてみてくださいね♫