太子町でインフルエンザの感染拡大が深刻化しています。

特に、地元の学校での学級閉鎖が目立ち始めており、多くの学生が影響を受けています。

本日は、インフルエンザの基礎知識として現在感染が拡大している「A型」と「B型」の違いについてのお話です。

インフルエンザAとBの違いについて

流行しているインフルエンザには、A型とB型がありますが、症状や感染力に大きな違いがみられます。

インフルエンザA型

一般的にインフルエンザの中で最も感染力が強く、症状も重い傾向があります。

急な高熱、強い筋肉痛、疲労感などが特徴的です。

A型は動物(鳥など)にも感染するため、ウイルスの型は140種類以上もあるといわれています。

また感染すると体内でウイルスがどんどん変化し新型のウイルスが次々に現れます。そのため、パンデミックを引き起こす可能性が高いという特徴があります。

インフルエンザB型

A型に比べると、一般的に症状は軽いものの、特に子供や高齢者には注意が必要です。

B型は主に人間の間でのみ流行し、症状には発熱、咳、喉の痛みなどがありますが、A型ほどの急激な感染拡大は少ないとされています。

また、B型は発熱しないことや微熱程度で終わることも多く、インフルエンザであったことに気が付かない方も多くいらっしゃいます。

感染拡大しないためにも咳や鼻水が出る場合は一度検査を受けてみることをおすすめします。

おわりに

太子町では、本日ご紹介した両方の型が流行しており、特に子供たちや高齢者を中心に予防策の徹底が求められています。

季節性インフルエンザの予防には、インフルエンザワクチンが有効的ですが、ワクチンを打っても感染を完全に防ぐことはできません。

また、ワクチンは打った後2〜3週間後に効果が現れるため「今打ったからすぐに安心!」というわけではないんです。

インフルエンザを予防するために手洗い・うがい・マスクはもちろん、こまめに水分を取って喉に付着したウイルスを流すことも有効的ですよ。

身体に気をつけて冬を乗り越えましょう!