青色の道路標示「普通自転車専用通行帯」とは?
最近、道路の端に見られる青いレーンに「自転車専用」と書かれた標示をご存じでしょうか?
これは「普通自転車専用通行帯」と呼ばれ、正式には道路交通法で定められた車両通行帯です。
この専用レーンには、白色で「自転車専用」という文字や自転車のマーク、矢印などが描かれ、普通自転車が必ずこのレーンを通行しなければならないと法律で定められています。
普通自転車とは、内閣府令で定められた基準に適合した自転車を指し、一般的に私たちが日常で使用している自転車がこれに該当します。
また、このレーンは自転車だけでなく、電動キックボードでも利用が可能です。
安全を確保するために、これらの乗り物は青色の「普通自転車専用通行帯」を利用することで、歩行者や自動車とのトラブルを防ぐことができます。
・ブルーラインと矢羽根型路面標示の役割
さらに、車道上に設置された青い矢羽根型の標示も見かけることがあります。
これは「ブルーライン」と呼ばれ、自転車の車道走行を推奨するために描かれています。
ブルーラインは、自転車がどの位置で走行すべきか、そしてどの方向に向かって走るべきかを明確に示すためのです。
加えて、視認性が高く自転車利用者だけでなく、自動車のドライバーにも「自転車がここを走行しますよ」という警告の役割も果たしています。
この「普通自転車専用通行帯」と「ブルーライン」は、近年特に増えており、交通事故の減少と自転車利用者の安全確保に大きく貢献しています。
太子美原線に見る実践的な交通ルール
国道166号線から富田林市の喜志にかけての太子美原線沿いにも、この青色の標示が見られます。
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このエリアは、地元住民のみならず観光客やサイクリストにも利用されるため、特に自転車と自動車の共存が課題となってきました。
青色の道路標示が導入されたことで、ドライバーも自転車利用者も互いの位置を認識しやすくなり、交通事故防止に大きく貢献しています。
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おわりに
交通安全は私たち一人ひとりの意識にかかっています。
太子町や富田林市を自転車で通行する際は、青色の道路標示をしっかりと確認し、安全に走行しましょう。
特に太子美原線のような道路幅がなく、交通量の多い道路では自転車と車、歩行者の共存が求められます。
正しい道路マナーを守り、すべての道路利用者が安全に移動できる環境になればいですね!
さて、先日お伝えした通り、今週は「秋の交通安全運動期間中」です。
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