
今年のゴールデンウィーク、皆さんはどんな予定を立てていますか?
楽しい連休を迎える一方で、この時期に増えるのが特殊詐欺や闇バイトによる犯罪被害です。
特に太子町周辺でも注意が必要とされており、町内の交番からも警戒を呼びかける情報が発信されています。
今回は、富田林警察署と太子町交番が掲示している注意情報をもとに、「ながらスマホ運転の罰則強化」「詐欺の手口」「若者を狙った闇バイト」など、ゴールデンウィーク中に知っておきたい防犯ポイントをご紹介します。
罰則強化!自転車の「ながらスマホ」「酒気帯び運転」に注意
ゴールデンウィークで外出が増えるこの時期、自転車運転時のマナーと罰則にも注目が集まっています。
太子町交番によると、スマートフォンを操作しながらの「ながらスマホ運転」や、「酒気帯び運転」は、重大な事故につながる恐れがあり、2025年から罰則が強化されています。
「自分だけだから大丈夫」は通用しません。事故は自分だけでなく、周囲の人の命にも関わります。家族で出かける前に、今一度交通ルールを確認しておきましょう。
市役所職員を装う詐欺に注意!その電話、本物ですか?
GW中は在宅時間が増えることから、電話や郵送での特殊詐欺被害が発生しやすくなります。
太子町内でも次のような手口が確認されています。
よくある詐欺の手口
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「医療費の還付があります」など市役所職員を名乗る電話
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「封筒が届いていませんか?」と不安をあおる
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「今日中にATMで手続きを」と急がせる
これらはすべて還付金詐欺の典型的なパターンです。心当たりのない連絡は無視し、まずは家族や警察に相談してください。
若者を狙う「闇バイト」に要注意!軽い気持ちが犯罪に…
「スマホで簡単に稼げる!」「荷物を受け取るだけ」
SNSなどで流れてくる怪しいアルバイト情報には、闇バイトによる犯罪の温床が潜んでいます。
特に高校生・大学生など若者が巻き込まれるケースが後を絶ちません。
こんなバイトは要注意!
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高齢者から通帳やカードを受け取る
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指定口座にお金を送る
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他人名義のスマホを契約して渡す
いずれも犯罪に加担する行為であり、全国で強盗事件にもつながっています。どんなに誘われても、「おかしい」と思ったら、すぐに警察に相談を!
休みの合間に「家族で防犯意識を高める時間」を
ゴールデンウィークはリラックスできる貴重な時間ですが、家族みんなで防犯について話すよい機会でもあります。
年配のご家族には「詐欺の電話があるかもしれない」と伝え、若い世代には「闇バイトは犯罪だ」という意識づけを。
ほんの少しの注意が、被害を未然に防ぎます。
お問い合わせ・情報元
富田林警察署(太子町交番)
TEL:0721-25-1234