秋の定番の花である「コスモス」が開花の見頃を迎えています。
太子町でも空き家やお寺周辺、また脇道に美しく咲くコスモスを見ることができますよ。
コスモスは一面に多くの花をつけることが多いため写真撮影やスケッチの良いモデルになりますよね。
本日は秋を飾る美しいコスモスについてご紹介します。
コスモスってどんな花？
コスモスは北アメリカ大陸南部に位置するメキシコ原産の植物です。
1870年代にイタリアの芸術家がメキシコから日本に持ち込んだこんだことがきっかけとなりコスモスが日本に定着したという説があります。
コスモスの草丈は50センチから120センチ程度で、開花時期は6月〜11月です。
花の色が赤、白、黒、ピンク、オレンジ、黄の他にも複数の色がグラデーションのようになっているものもあります。
コスモスは初夏から秋まで花を楽しむことができるため、ガーデニングに人気の花の一つです。
コスモスはなぜ漢字で「秋桜」と書く？
コスモスの和名は「秋桜（あきざくら）」といいますが、なぜこのように呼ばれるのでしょうか。
それはなんと歌手の山口百恵さんが歌った曲のタイトル「秋桜（コスモス）」が由来だそうですよ。
この曲が流行った当時、当て字が流行っており多数の当て字が生まれました。
現在では「秋桜」が辞典や図鑑、また難読漢字にも取り入れられ一般的にも浸透しています。
コスモスが食べられるって本当？！
コスモスの花びらは実は食べることができるんです！
コスモスの花びらに特別な栄養はありませんが、ビタミンAが多く含まれています。
食べ方としては、生でそのままサラダに入れる方法と、茹でた後の汁を利用する2つの食べ方があります。
茹で汁を使用したフラワーソースはご存知ですか？
コスモスの花を鍋で茹で、花をよく絞ります。
その絞り汁を砂糖や蜂蜜などとよく合わせて煮詰めることで爽やかなフラワーソースができるのでぜひ試してください。
使用するコスモスは、花屋さんで売っているものを使用すると農薬や延命するための薬が入っているため食用には使わないでください。
まとめ
本日は秋を代表する「コスモス（秋桜）」についてご紹介しました。
秋に咲く桜のようなピンクの美しい花は、今月見頃を迎えます。
コスモスは育てやすいだけでなく、花を摘んで花瓶にさした後も長持ちするため自宅に飾る花としてもピッタリです。
今年の秋はコスモスを飾って素敵な花のある暮らしをしてみませんか？
