本日1月20日は「血栓予防の日」です。
「血栓予防の日」として制定された理由は、毎年1月20日〜2月3日頃までは大寒(だいかん)になり寒さの影響から1年の中で最も血栓が出来やすくなるといわれていることに由来します。
血栓の予防には禁煙や寒暖差のない生活などが効果的であると一般的にいわれていますが、生活環境を変えるだけではそもそもの解決にはなりません。
血流の流れを改善し血が滞らないように日頃から運動を取り入れましょう。
太子町の町歌、そして町の公式マスコットキャラクターであるたいしくんと一緒に体操をする「たいしくん元気体操」をご紹介します。
太子町の防災行政無線では、午前10時にラジオ体操、15時からたいしくん体操を流しているんですよ。
町民の皆様もたいしくん体操をマスターして楽しく血栓を予防しましょう。
血栓ができるとどうなるの?
たいしくん体操をご紹介する前に、寒さの影響で血栓が出来るとどのようになるのかをご説明しましょう。
血栓とは体内にある血管が詰まってしまうことで、血栓症という病気に発症する原因となります。
血管が詰まると、血液が流れなくなり細胞の壊死が始まります。
この病は心筋梗塞や脳梗塞、またエコノミー症候群などを引き起こす原因となるため日頃から病に対する知識をつけておくことが大切です。
毎年1月は血栓症で亡くなる方が、残念なことに多いとされています。
冬の寒さが影響して気温が下がると皆さんの身体は体温を維持しようと血管を収縮します。
しかし寒い冬場は人体の血管が細くなりやすく、収縮活動をおこなう中で血流が悪いのに血圧が上昇することで血栓症を誘発するのです。
血栓症の予防として寒暖差のない生活やこまめな水分補給などがあげられますが、日頃から運動をおこない血流をよくすることが一番の予防に繋がりますよ。
血流改善に効果的な運動の一つに体操があります。太子町にお住まいの方でご自宅に防災行政無線を設置されている方は、毎日15時からたいしくん元気体操というものが流れていることをご存知ですか?
たいしくん元気体操
たいしくん元気体操とは、太子町の町歌に合わせて作られたご当地体操のことです。
体操の時間は約3分程度で、椅子に座りながらでもできるので、足や腰に不安がある方も無理なく体を動かすことができます。
また振り付けも二上山をハイキングするような動きや、叡福寺を表現するポーズなど覚えやすくとても可愛いものです。
太子町で毎月開催されるイベント「マルシェdeたいし」でもたいしくん元気体操が踊られ、町をあげて楽しみながらの健康活動をおこなっています。
その他太子町民1,000人がリレー形式で参加して体操する「たいしくん元気体操でTVに出るぞプロジェクト」という活動もあります。
皆で踊って体操の和を広げながら、血栓予防のためにも良い身体作りをしましょう。