第73回たべたいしは、しいたけを使った「しいたけの肉詰め」のご紹介です。
さて、先週も太子町産のしいたけを使用した「 チキンの南蛮漬け」をご紹介しました。
使用したしいたけは、道の駅「しらとりの郷・羽曳野」にて購入したものです。
生産者はロマンティック農園さん、価格は税込み200円でした。
しいたけの豆知識
しいたけは、その独特な香りと風味で世界中で愛されているキノコの一つです。
この香りの源は、しいたけ特有の化学成分にあります。
しいたけの香りの主成分は、「レンチオニン」という化学物質です。
レンチオニンは、しいたけが成熟する過程で自然に生成される硫黄を含む化合物でです。
しいたけ特有のあの独特な風味を生み出しています。
この成分はしいたけを乾燥させることでさらに濃縮されるといわれています。
そのため、乾燥しいたけは生のしいたけよりも強い香りを持っています。
しいたけの香りを最大限に引き出すためには、調理法が重要です。
例えば、しいたけを炒めるときは、弱火でじっくりと熱を加えることでレンチオニンがゆっくりと放出され、香りが食材にしっかりと移ります。
つまり、香りを出したい時は、弱火を意識してゆっくりと炒めましょう。
しいたけの肉詰めのレシピ
材料(2人前)
・しいたけ 6枚
・ミンチ(牛、豚、鶏なんでもOK) 150グラム
・卵 1個
・塩胡椒 少々
・片栗粉 少々
ー調味料ー
・お酒 10グラム
・醤油 10グラム
・みりん 10グラム
・砂糖 小さじ1
①まず、ひき肉と卵、塩コショウを粘り気が出るまで混ぜます。
②次に、しいたけの軸を切り落とし、片栗粉をまぶします。
③さらに、お肉をしいたけのかさの中に詰めていきます。もし、お肉が余ったら、ハンバーグにしましょう♪
④そして、熱したフライパンに油を入れ、お肉の面から焼きます。
⑤最後に、両面焼き、余分な油を取り除きます。調味料を煮立たせたら完成です。
しいたけの肉詰めの完成です
さて、レシピが完成しました。
しいたけのプリプリとした食感と、ミンチのしっとりとした感じがとても良くマッチしています。
甘辛いタレでお弁当のおかずにも、もってこいですよ♪
それでは、今週も「まごはやさしい」に当てはめてみてみましょう。
というのも、7つの食材は、今話題の「健康寿命を伸ばす鍵」として注目されています。
①「ま」は、豆
②「ご」は、ごま
③「(は)わ」は、わかめ
④「や」は、野菜
⑤「し」は、しいたけ(きのこ)
⑥「い」は、いも
このレシピには、きのこが含まれていますね!
今晩は、わかめの酢の物も一緒に作って食べてみるはいかがでしょうか♪