6月1日から6月30日までは、土砂災害防止月間です。
最近雨が多いですね。
6月14日大阪管区気象台から梅雨入りが発表されました。
7月中旬の梅雨明けまでは湿った空気の影響で曇りや雨が多くなるとされています。
梅雨時期には大雨や集中豪雨、がけ崩れなどの土砂災害が発生し、人命や家屋に甚大な被害をもたらします。
太子町は災害の少ない町ですが、山の斜面を使った畑なども多いため土砂災害を警戒する必要があります。
本日は土砂災害に対する備えと避難場所について再度確認します。
土砂災害防止法とは
平成13年4月1日に施行された「土砂災害のおそれのある区域について、危険の周知、避難体制の整備、新規住宅立地の抑制、既存住宅の移転促進をうながし、国民の命を守る」という法律のことです。
この法に基づき、太子町も自然災害時に備え2022年3月にハザードマップを全戸に配布するとともに、ホームページ等にも掲載しています。
土砂災害から身を守る3つのポイント
お住まいの地域が土砂災害警戒区域か確認
都道府県のホームページや国土交通省のサイトから自分の家が土砂災害地域なのか確認しましょう。付近にがけ池や小さな沢があるご家庭は土砂災害が発生する可能性があるので注意して下さい。
警報や雨量の情報に注意しよう
雨が降り出したら土砂災害警報に注意しましょう。市町村が警戒レベル4の避難指示を発令すると災害のおそれが高まっていることを意味します。テレビやスマホ・ラジオでこまめに確認しましょう。
警戒レベル4で危険な場所から避難
お住まいの地域に土砂災害警戒レベル4が発表されたら、地域ごとのハザードマップを参考に近隣の方と声をかけあい安全に避難しましょう。
お年寄りの方や障害のある方など避難に時間がかかる場合は早めに避難するとより安全です。
土砂災害に備えた日頃の準備とは
・日頃から天気予報や注意報をよく見ましょう
・避難場所・避難経路を再確認しましょう
・緊急時に必要な用品を準備しておきましょう
太子町ハザードマップ
ハザードマップとは自然災害による被害を予測し、被害が出る可能性がある範囲を地図に示したものです。
2022年3月に太子町の広報と同時にご自宅に配布されているので、お持ちの方も多いと思います。
このマップには災害時避難する緊急避難場所の施設や土砂災害のおそれがある箇所が示されています。お住まいの地域の状況を把握しておきましょう。
※マップはクリックすると拡大表示されます