大阪府太子町の自然をご紹介する太子ネイチャー、今回は「タンポポ(蒲公英)」です。
今回のタンポポは、春日の住宅街の近くで撮影しました。
黄色の花が咲いている姿と綿毛が印象的な植物ですね。
皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
タンポポ
タンポポはキク科タンポポ属の植物です。
タンポポの多くは日本も属しているユーラシア大陸に分布しています。
タンポポの花が咲く季節は春で、3月〜5月頃にかけて咲き誇ります。
和名「タンポポ」の由来は花後の姿が綿球のタンポに似ているので「タンポ穂」とよばれたとする説と、花茎を切り出して両側を細く切り裂いて水に浸けると反り返り鼓の形になるので「タン・ポン・ポン」という音の連想からという説など諸説あります。
因みに英語名は「ダンディライオン 」でギザギザした葉がライオンの牙を連想させることが由来だそうですよ。
タンポポの花言葉は「真心の愛」、「神託」、「別離」です。
「別離」という言葉からは少し哀しい印象も受けますが、タンポポの綿毛が離れて飛んでいき再び花を咲かせ新たなスタート切るという植物の特徴を考えると少し前向きな印象も持てますね。
タンポポは飲み物になる?
タンポポ茶、たんぽぽコーヒーなどタンポポを使用して飲み物を作ることも出来ます。
たんぽぽコーヒーはカフェインを含まないので睡眠の妨げにならないなど健康にも役立つと考えられているそうですよ。
ノンカフェインで体に優しい飲み物ですが、過剰に摂取するとおなかが緩くなる場合があるため飲みすぎには注意しましょう。
太子町でタンポポをさがしてみよう
今回は春日の住宅街近くのタンポポをご紹介しましたが、太子町には様々な場所でタンポポを見つけることができます。
ぜひお家の近くでタンポポを観察してみてくださいね。