太子町では、子どもたちの「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の育成に注力し、幼稚園から中学校までの教育を「非認知能力」を軸に一貫して連携させる幼小中一貫教育を推進しています。

令和4年から開始されたこの教育プログラムは、子どもたち一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことを目的としています。

本日は太子町が取り組む「幼小中一貫教育」について詳しくご紹介します。

そもそも非認知能力とは?

非認知能力とは、自己肯定感や感情調整など、学習や人間関係の形成に重要な力のことです。

これらの能力はテストや試験などで客観的に測定することが難しく、まるで「木の根」のように目に見えませんが、教育の土台となる重要な要素です。

太子町で育むの7つの非認知能力

太子町は以下の7つの非認知能力を育んでいます。

あきらめない力 粘り強く取り組む力 自分を調整する力
自分を調整する力 思い通りにいかないことがあっても気持ちを切り替える力
目標・夢を持つ力 なりたい自分 理想を描く力
挑む力 まずやってみる力
協力する力 他者と一緒に目標達成のために協力する力
受け入れる力 相手の立場を理解し、相手のことを認める力
伝える力 自分の思いを発信する力

太子町での具体的な教育活動

太子町の教育活動は、以下のような具体的な取り組みを通じて実施されています。

町立幼稚園 「思いやりと協力心を育む散歩遠足」を通じて、子どもたちの相互理解と協力を促進しています。
磯長小学校 スポーツテストにより、挑戦心と持続力を養っています。
山田小学校 ドイツ語のプログラムを通して、異文化理解とコミュニケーションスキルを高めています。
町立中学校 生徒一人ひとりの将来に焦点を当てた教育を行い、全体の意識を高めています。

太子町の今後の展望

太子町における幼小中一貫教育の取り組みは、実際に子どもたちの成長を大きく後押ししています。

非認知能力の育成に特に重点を置くことで、子どもたちは自己肯定感、感情調整、社会性など、生涯を通じて役立つ重要なスキルを身につけています。

これらのスキルは、学業の成果だけでなく、豊かな人間関係の形成にも繋がります。

その点からも太子町でおこなわれている活動は、子どもたちのことをよく考え、そして将来のためにも繋がる重要な活動だといえますね。