太子町にお住まいの皆さんは、大雨時に生活排水が原因となって被害が発生することをご存知でしょうか。

台風や豪雨による大雨が続くと、下水道の水位が上昇して汚水がマンホールから逆流することがあります。

この記事では、そのようなことにならないように大雨の時に気をつけたいポイントを解説します。

大雨の際の注意のポイント

それでは、大雨の時に私達ができる工夫を3つ紹介します。

①お風呂の水を捨てない

日本の浴槽には、平均200リットル程の水が入ります。

これは牛乳パックで換算すると200パック分に相当し、想像がしやすいかもしれません。

入浴後、いつものように排水をおこなうと、大雨の際は浸水被害のリスクが高まります。

また、台風被害の際は断水となる可能性もあるので、いざという時に備えて水の確保をしておくと安心です。

②洗濯を控える

洗濯もお風呂同様に排水設備に負荷をかけます。

排水管の場所によっては、自宅前の道路や庭が浸水する可能性もあるので、なるべく水害のリスクを減らすためにも天候の回復を待ってから洗濯をしましょう。

③洗濯物をするときは節水をこころがける

洗濯物で節水する方法の中に、「すすぎ一回に変更する」「適切な洗剤の量を使用する」などがあげられます。

天候が悪い時だけでなく、節水は環境や水道料金の節約にもつながりますね。

おわりに

大雨の時には、雨水以外にも生活排水によって被害が生じることが分かりました。

お風呂の水は急な断水時に貴重な水源となるため、できるだけ確保しておくことが大切です。

夏から秋にかけては日本各地で多くの台風や水害が発生するため、適切な知識を備えで乗り切りましょう!