大乘会法要は、大阪府太子町にある叡福寺で毎年開催される最大行事です。

太子タウンでは毎年法要の様子をお届けしています。

昨年である令和5年度、そして令和4年度の大乘会法要の様子も合わせてご覧ください。

【大阪府太子町】令和5年度 叡福寺(えいふくじ)大乗会式(だいじょうえしき)

【太子町太子】叡福寺(えいふくじ)大乗会式(だいじょうえしき)1日目 稚児練り供養(ちごねりくよう)

【太子町太子】叡福寺(えいふくじ)大乗会式(だいじょうえしき)2日目 金堂法要(こんどうほうよう)、聖霊殿御法楽(しょうりょういんごほうらく)、御廟参拝詠歌奉納(ごびょうさんぱいえいかほうのう)

さて、今年も、4月11日から12日にかけて、多彩な行事が予定されています。

本記事では、大乘会法要のスケジュールや見どころをご紹介します。

大乘会法要

この行事は、叡福寺にて開催される行事の一つです。

叡福寺は日本の仏教寺院の中でも歴史ある場所の一つで、特に太子信仰の霊場として知られています。

聖徳太子が大乘仏教を日本に広めた結果、彼の命日である4月11日(旧暦では2月22日)に法要を実施する伝統が生まれました。

大乘会法要では、僧侶たちが読経や祈祷を行い、どなたでも参加してこれらを聴くことができます。

また、この法要は、教義だけでなく、文化や伝統を伝える重要な役割も担っています。

詠歌奉納や献華(御室流)、さらには柴燈大護摩供など、さまざまな伝統的な儀式が行われ、叡福寺の歴史と仏教の教えが色濃く反映されたイベントとなっています。

特に、柴燈大護摩供は、護摩木に祈願を込めて焚き上げる儀式であり、この行事を通じて参加者は自身の願い事を祈ります。

また、お餅まきは、法要の最後に行われる楽しい行事の一つで、福を分かち合う意味合いが込められています。

大乘会法要スケジュール

さて、今年も大乘会法要は、4月11日(木)と12日(金)に開催されます。

4月11日(木)のスケジュール

令和6年4月11日、大乘会法要は11:00に金堂で始まります。

金堂大法要を皮切りに、聖霊殿御法楽や御廟参拝など、厳粛な儀式が行われます。

午後からは13:30より、奉納行事が開催されます。

4月12日(金)スケジュール

翌日、4月12日は、11:00に献茶式が始まります。

午後には、13:00から奉納行事が、14:00からは柴燈大護摩供が行われ、お餅まきで締めくくられます。

特別拝観とお寺カフェ「和の輪」

そして、4月11日と12日の両日、金堂や宝物館、聖霊殿の特別拝観が可能です。

大人は1,000円、小学生は500円で、太子町の歴史と文化を肌で感じることができます。

また、太子会館ではお寺カフェ「和の輪」10:00から16:00までオープン。

ご昼食やお茶席をご用意しており、「大乘会法要 」をさらに楽しむことができます。

 大乘会法要のお知らせまとめ

叡福寺で開催される大乘会法要 は、古くから開催される伝統的な行事です。

この機会に太子町の魅力を存分に味わい、心に残る体験をしてみませんか?

叡福寺へのアクセス

開催場所 叡福寺
所在地 大阪府南河内郡太子町太子2146
アクセス ・近鉄喜志駅から近鉄バス、またはタクシーで10分
・近鉄上之太子駅から送迎バスあり
・たいしのってこバスで8分
・お車の場合、太子インターもしくは、羽曳野東インターから5分(駐車場9か所有り)
地図

送迎バスのご案内

4月11日から12日の大乗会式中は、近鉄上之太子駅北口から叡福寺東門参道口までの無料送迎バスが運行されます。

昨年のような近鉄喜志駅からの無料送迎バスは運行されないためご注意ください。